ご挨拶
日本公認会計士協会 兵庫会会長 村上 純二
信頼の力を未来へ
Building Trust,empowering our Future
会員・準会員の皆様には、平素より兵庫会の会務運営にご理解とご協力をいただき厚く御礼申し上げます。 昨年(2025年)6月26日に坂井浩史前会長よりバトンを引き継ぎ、新たな執行部となり約一年が経過しました。10月には日経平均が史上初めて50,000円を超えたところ、AI・半導体関連銘柄の上昇等の要因もあり今年4月には60,000円を超えました。このように景気が緩やかな回復・持ち直しを見せる一方で、世界各地で紛争が起こり、各種原料等の供給不安、サプライチェーンの混乱が起こるなど、不安定さを改めて感じさせられています。 我々の業界においては、2027年3月期から時価総額3兆円以上の東証プライム市場上場企業を対象にSSBJ基準に基づく開示、その翌年度から保証が義務化される予定であり、ますます活躍の場が広がることが予想されます。また、有価証券報告書の総会前開示、株主総会の後倒しと開示書類の一本化・監査の一元化に関する議論もいよいよ本格化してきたところであり、さらにAIの導入も着実に進んできており、業務環境は大きな変化の中にあります。一方で、複数の上場会社における会計不祥事の問題も発生しており、我々も一層気を引き締めねばと思います。 兵庫会における、この一年間の各施策の主な実施状況は以下の通りです。
1 地域社会への貢献
昨年の総会懇親会にお越しいただいた髙島芦屋市長、今年の賀詞交歓会にお越しいただいた越田川西市長を訪問、対談し、兵庫県経済の健全な発展と公共の利益に寄与する兵庫会の活動を紹介するなど地域行政との連携に努めました。また、兵庫県下10士業で構成される自由業団体連絡協議会主催の合同無料相談会への参画や、兵庫県信用保証協会との連携強化、神戸市をはじめとする自治体からの社会福祉法人の指導監査支援、小学生向け会計講座「ハロー!会計」を開催するなど地域社会への貢献に努めました。
2 会員への業務支援
会員のCPD履修義務達成のために研修会を開催し、履修単位取得の機会増加に努めました。今後、協会本部主催の研修と兵庫会独自の研修のすみわけも検討していきたいと思います。また、兵庫県社会福祉法人経営者協議会との「社会福祉法人会計シンポジウム」の開催による社会福祉法人監査への対応強化、「自治体会計・自治体監査研修会」の開催による公会計研修会の充実、女性会計士の活躍支援など会員への業務支援に努めました。後進の育成については、兵庫県下の大学を訪問し、現役大学生に公認会計士制度、業務の内容等を説明し、業界への関心が高まるよう努めました。また、協議を重ねた結果、「C.P.A.HYOGO NEWS」について紙面での発行が不要な方を募り、ペーパーレス化を進めています。
3 部・委員会活動の充実
各部・委員会にて、それぞれ時宜に応じたテーマに関する研修会を開催するとともに、新たに設置した中堅・若手会計士委員会と経営委員会・税務委員会と共催にて委員会活動を開催するなど積極的に委員会活動を展開しました。部・委員会活動をもっと知ってもらい、より活性化させるため、今年度は新入会者・転入者に対するオリエンテーションを予定しています。
4 協会本部及び関西地区三会との連携
協会本部においては財政・ガバナンス改革が進められています。兵庫会としても意見の発信を行っていきたいと思っています。
2026年度においても引き続きこれらの施策を実施し、会員・準会員の皆様に兵庫会の活動を知っていただき、より多くの方に参加いただけるよう努めていきたいと思います。
兵庫会役員・事務局一同、精一杯務めさせていただきますので、皆様ご指導ご鞭撻の程どうぞよろしくお願い申し上げます。